女の子に多く、3〜4カ月検診で多く発見 |
足のつけねの股関節の骨が、骨盤からはずれている(脱臼)状態です。 おむつ換えの時などに、
@足の開き方が片方だけが十分に開かない A股を開くときに股関節がポキポキや、クリッという音がする B太ももの内側のシワが左右同じでない C左右の足の長さが違う D足をひきずるように歩く
といった症状がみられます。 3〜4カ月健診時に発見されることが多く、男の子よりも女の子に多くみられるのが特徴です。
【脱臼矯正用バンド等で治療】
この病気は、気づかないでそのままにしておくと、歩き始めても片足を引きずったり、関節痛や歩行障害などのトラブルが起こることもありますので、早めに発見して治療してあげましょう。
治療では、自然に整復するまで「リーメンビューゲル」と呼ばれる脱臼矯正用のバンドを着用することがあります。バンドでよくならない場合は、入院してけん引します。ほとんどの場合は、こうした治療で治ります。 ただし治療後14歳頃までは、股関節の発育が順調に進んでいるかどうか、主治医のもとで定期的に診てもらうようにしましょう。
by
rumiko |
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