育児辞典【毎日の育児】 ピヨママ倶楽部・育児辞書 おっぱい、おむつ、お風呂、しつけ

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毎日の育児

おっぱい    おむつ     おふろ     おんぶと抱っこ
ねんね生活
しつけ

おっぱいとミルク
布おむつか紙おむつ  おむつの失敗
沐浴の手順   二人目のお風呂
よい抱っこ おんぶと抱っこの良いところ
ねんねと生活リズム
0才 1才 2〜3才 4〜5才 


◆おっぱい・ミルク◆


 おっぱいとミルク
赤ちゃんは生まれてから6ヶ月くらいになるまで、
母乳やミルクだけでグングン大きくなります。

ベビー達の成長のもと、ママたちが初めてする育児といえば、この赤ちゃんのお食事なのではないでしょうか。
スタイルは大きく3つに分けられています。

【母乳】
女性は出産すると母乳が分泌されるようになります。
赤ちゃんが乳首を吸うことで、それが刺激になって分泌量
が増えていきます。
しかし、これも個人差があります。頻繁授乳していてもなかなか量の増えない人、逆に赤ちゃんが飲むよりも分泌され過ぎて、おっぱいが炎症を起こしてしまう人など様々。

はじめは戸惑うことも多いですが、授乳ペースがつかめて
くれば一番自然で経済的なスタイル。
母乳育児をすることで出産後の体型が戻りやすくなるとも
いわれています。

【混合栄養】
子供を産むまでは実に馴染みのない言葉ですが、母乳と粉ミルクを併用して与えるやり方です。
時間ごとに母乳と粉ミルクのどちらかを与える、毎回母乳
の後で不足分を粉ミルクで補うなどします。

母乳の出があまりよくない、仕事などで赤ちゃんと離れる
時間があるなど、上手く使い分けることで体質的な母乳の
量やそれぞれの育児環境の問題を解決してくれます。

【粉ミルク】
成長に合わせ量を調整しながら与えます。いろいろな種類の粉ミルクや哺乳瓶が市販されており、アレルギー体質や
吸う力の弱い子などにも合わせられます。
母乳でないからといって、特に不安に思うことはありません。どれも母乳を研究した上で赤ちゃんに必要な栄養素をきちんと配合して作られています。

赤ちゃんをしっかり抱いて、やさしく語りかけるようにミルクを飲ませてあげることがとても貴重な親子のスキンシップになります。


◆布おむつか紙おむつ◆


 布おむつにするか紙おむつにするか
出産準備に欠かせないのが“おむつ”ですが、紙にするか、布にするかで悩んだママ。でも、布はやっぱり面倒そう…と紙おむつを選んだ人が多いのではないでしょうか。使ってみると実に単純なモノですが、使ったことのない人にとっては未知の存在。今回は布おむつについてご紹介します♪

【どうやって使うの?】
布おむつは本体の布を撥水性のあるおむつカバーにセットし赤ちゃんにあてます。
よく市販されているものには輪になった綿の布を折りたたんで使うものと、あらかじめ重ねて縫い合せた成形タイプがあります(成形タイプは折りたたむ手間がなく便利ですが、ちょっと割高)。
おしっこやうんちをしたら、中の布を新しいものに取り替えます。

【布おむつってどれくらいの時間で交換するの?】
布おむつは布なので、もちろんしっかりおしっこを吸収しますが、化学的な処理がしてあるわけではないので紙おむつよりも早く交換の時間がきてしまいます。交換間隔は月齢により違いますが、1時間、長くて2時間が目安。紙おむつと比べるとかなりの頻度で交換することになります。

【どうやって洗濯するの?】
洗濯方法はそれぞれの家庭で良いやり方が出来上っていくものですが、まず汚れをトイレや風呂場などで落とした後、洗濯機で洗うというのが一般的。どうしてもうんちの汚れは落ちにくいので洗濯機を使う前に浸けおき洗いをしたりします。

【おしっこの量が多くなったらどうするの?】
M、L、ビッグなど成長に合わせてサイズアップする紙おむつと違い、布おむつは枚数で調節します(成形おむつの中には大小のサイズがあるものもありますが)。まだ月齢が低い間は1枚で。短い時間で布がぐっしょり濡れてしまうようになったら、2枚重ねにしてあてます。おむつカバーだけ成長に合わせて随時かえていきます。


【じゃあ、布おむつってどんなところがいいの???】
大変さばかりが目立ってしまう布おむつですが、もちろん今なお支持される魅力が布にはあります。その魅力の2本柱は“経済的”&“エコロジー”。
はじめに布を買いそろえたり、おむつカバーや洗濯の水道・洗剤代などかかる費用もありますが、紙おむつに比べればローコスト。使い捨てでないため、ちょっとの汚れでも「もったいない!」なんて思わずマメに取り替えてあげることができます。ゴミ袋が使用済みのおむつでいっぱい〜ということにもなりません。洗うことは大変ですが、習慣になればベランダで揺れる布おむつが清々しく思えることも。肝心なのは“ママの性格に合っているか”ですが、外出&夜は紙おむつにするなど併用で無理なく活用することもできますよ♪

by rumiko

◆おむつの失敗◆


 おむつの失敗
おっぱいや食事、寝んねなどの悩みと違って、ちょっと話題にしにくいおむつ談。
でも、ママたちにとっては切っても切り離せない育児の日常。成長につれていろんなハプニングや悩みが出てくるものです。皆さんはこんな経験ありませんか?

【それは突然やって来る…うんちモレ!】
おむつ替えの度にうんちが少しずつ出ているような新生児期が終わると、段々まとまって排便するようになります。でも、ここで気をつけたいのがうんちモレ。まだユルユルなため、一度に出たうんちがおむつの隙間からもれ出てしまいます。

・・・赤ちゃんによっては朝一番や食後などうんちの時間が大体察しがつく場合も。うんちモレの一番の対策は早期発見!アブナイな、と思ったらこまめに様子を見てみましょう。足の隙間からのもれは、おむつのひだが内側に折れてしまっているせいでなることもあります。あてるときに十分注意しましょう。


【じっとしてくれなくておむつ替えが恐怖〜!】
寝返りがうてるようになると、おむつ替えのときじっとしていられない子も。さらにハイハイする頃には仰向けすら断固拒否!なんて事態にも〜。おしっこだけならともかく、うんちのときに途中で逃亡されたら思わず悲鳴モノです!

・・・まずは赤ちゃんの気をひくグッズを用意。お気に入りのオモチャや携帯、しゃもじやリモコンなどちょっと珍しいものも効果的。テレビのCMには熱中しやすいので面白そうなCMに合わせてよーいドン!なんて手もアリです。


【勝手におむつを脱いじゃった!!】
あんよが達者になって手も器用になってくると、上手にズボン&おむつを脱いでしまう子もでてきます。そんな成長を喜んであげたいものの、汚いおむつを勝手に脱がれては大変!!

・・・おむつを自分で脱いでしまう原因は色々あるでしょうが、おしっこで重たくなったりうんちでキモチ悪いのかもしれません。そんなことになる前に早目に交換してあげましょう。面白がって脱ぎたがる子には、つなぎの服や股でとめられるタイプの下着が効果的ですよ。


生まれたその日からおむつがとれるその日まで、ママたちは毎日毎日何回もおむつを替えて赤ちゃんのお尻をスッキリさせてあげています。暴れられたり、逃げられたり、汚されたり…。トホホな事態に何度もぶち当たるかもしれませんが、苦労が多いほどトイレデビューの喜びもひとしおのハズ。その日を夢見て頑張りましょうっ!


◆沐浴の手順◆


 沐浴の手順
0歳〜首がすわるまでは沐浴
 生まれて間もない赤ちゃんはとってもデリケート。0歳から首がすわるまでは、ベビーバスや大きめの洗い桶を用意して、十分注意して洗ってあげましょうね。
初ベビーの場合、沐浴はとまどうことばかり。
そこで新米ママ・パパのために、沐浴の手順とアドバイスをまとめてみました。

☆あらかじめ着替えを用意

【手順1】
湯上り後に着せられるように、着替えを用意しておきます。タオルの上に肌着(袖を通した状態に)とウェアを重ね、更にその上に湯上りタオルを置いておくと万全です。
寒いときは、ヒーターなどで肌着や洋服をあたためてあげるといいですね。

☆適温を心がけて。沐浴剤はなくても大丈夫

【手順2】
ベビーバスにお湯をはります。7分目程度で十分。お湯の温度は、暑い時は36〜38度、
寒い時は38〜40度程度。ママが手を入れて気持ちいいと感じる温度が目安です。
なお、「沐浴剤」は、すすぎをしなくても石けんなしで体を洗えるものですが、「肌がかぶれやすくなった」、というママの声も。必ず用意しなければならないものではありません。

☆足からゆっくりお湯に。泣いても慌てないで

【手順3】
赤ちゃんが怖がらないように沐浴布(大きめのガーゼ)を体にかけて、足からゆっくりお湯に入れます。泣いてしまっても慌てず、しばらくはそっと落ち着かせます。
このとき、ベビーバスの中で赤ちゃんの体を支えることができる市販のバスネットがあると便利。取り付け、取り外しは簡単にできますよ。

☆顔、頭をガーゼでやさしく洗う

【手順4】
顔はお湯に浸したガーゼで、目頭から目じりをふいた後、額から順に下へ。頭はガーゼで濡らしてから、少量のベビー石鹸を泡立てて円を描くようにやさしく洗います。
ベビー石鹸は、片手で赤ちゃんを支えながらになるので、ポンプタイプがおすすめ。

☆首、わきの下などは念入りに

【手順5】
首筋、胸からおなか、股間へと、下へ向けて洗います。一番汚れている所が最後です。首・わきの下・ももの付け根・股間などは、汗や汚れがたまりやすいので念入りに。

☆腹ばいにして背中とおしりを洗う

【手順6】
ゆっくり腹ばいにして、背中とおしりを洗います。慣れないうちは、赤ちゃんを手で支えるのが大変なので、表向きのまま手を背中に回して洗ってもOKです。

☆上がり湯をかけて

【手順7】
ガーゼで石けんを流し、別に用意しておいた上がり湯をかけます。

☆軽くおさえるようにふく。くびれた部分はしっかりと

【手順8】
バスタオルで軽くおさえるようにしてふきます。肌が弱いので、ゴシゴシ擦るのは禁物。くびれた部分は水がたまりやすのでしっかりふきましょう。

by rumiko

◆二人目◆


 二人目のおふろ
二人目の育児の際、悩むことが多いのがお風呂。パパがいつも手伝ってくれる場合はあまり悩むことはありませんが、パパの帰りが毎日遅く、お風呂を一人で入れなくてはならないママは意外に多いもの。二人をどういう順番でいれたらいいのでしょうか?先輩ママに聞いてみると・・・。

手順1.ママと上の子が先に入浴。(赤ちゃんはお風呂場の外の床にバスタオルを敷いておもちゃで遊ばせておく。寝返りをうつので何かの上は危険。すぐ入浴できるよう簡単に脱がしておくとよい)
手順2.ママが体と頭をすべて洗ってしまう。その間に上の子の体を洗う。
手順3.上の子が湯船で温まっているうちに、赤ちゃんを入浴。3人でお風呂を楽しむ。
手順4.赤ちゃんを先に出して着替えさせる。
手順5.急いで上の子の頭を洗う。(赤ちゃんはお風呂の中から声をかけるなどしてあやす。多少、泣いてもほおっておくしかありません★)
手順6.ママと上の子がお風呂終了。

これはほんの一例です。赤ちゃんの首がすわっているか?一人座りができるか?でお風呂の入り方はだいぶかわってきますよ♪。
そして大切なのは、上の子とのコミュニケーション。お兄ちゃん、お姉ちゃんにとってお風呂タイムは、赤ちゃんにかかりっきりのママを独占できる一番嬉しい時間のはずです。それに、上の子が泣くパワーに比べたら赤ちゃんはかわいいものですもんね。
ぜひ我が家(わが子)にぴったりの入浴方法を探してみてください。

by rumiko

◆よい抱っこ◆


 よい抱っこ
【生まれてから〜3ヵ月までの赤ちゃんの良い抱っこ】

首がすわるまでの赤ちゃんは、ほかの哺乳動物の赤ちゃんに比べても、とても未熟。とくに生まれてから3ヵ月までは目に見えない「育つ力」や人として生きる「土台」をつくる時期でもあります。大切に抱っこしてあげましょうね♪

【背骨が丸まった形が安定している抱っこ】
抱っこの基本は赤ちゃんを腕の中ですっぽり包み込むようにすること。赤ちゃんのあごをひいて背骨が丸まった形になるのように抱っこするのが、一番安定する抱っこの形です。そして頭がママの心臓の近くにくるように抱くと、赤ちゃんは心臓の鼓動が聞こえとても安心します。なんていったってママのお腹にいたときに近い環境ですものね★ 

【優しく横ゆすり】
 生まれたばかりの赤ちゃんであればあるほど、ゆるやかな横ゆすりがおすすめ。たくさん話かけながら優しく抱っこしてあげましょう。

【首の後ろを支えてあげて】
3ヵ月までの赤ちゃんは、自分の頭を支える力がありません。抱っこするときは、必ず首の後ろを腕で支えてあげましょう。抱き上げるとき、ベッドなどに下ろすときも手を添えて慎重に♪

【背中トントンは授乳後のゲップの時だけ】
抱っこしながらトントンするのはおしりがおすすめ。背中トントンは、誤飲やゲップが出にくいだけにしましょう。ゲップが出づらいときは、赤ちゃんをたて抱きにして背中を上から下にさすると出ることが多いですよ。

【抱っこは心の栄養に】
 たっぷりおっぱい(ミルク)を飲んだ赤ちゃんは満足してまどろんでいることが多いもの。そんな時こそ、しばらくゆったり話かけるなどして赤ちゃんとのふれあいを楽しみましょう♪抱っこは心の栄養です。

【笑顔で抱っこしてあげて】
 赤ちゃんはママの顔が大好き。3ヵ月頃になるとじーっと見つめることが多くなるでしょう。最初に気づくようになるのは目、次いで口といわれています。ママは安心感を持たせるためにも、なるべく笑顔で抱っこしてあげましょう。悲しい顔、怒った顔では不安になります。

【静かな環境心がけて】
 赤ちゃんは音にとても敏感。ママの話声や笑い声は心地よい反面、テレビの大きな音やそのほかの電気製品の大きな音にはまだ適応する力がありません。赤ちゃんのいる部屋や近くではなるべく静かに過ごせる環境をつくってあげましょう。

by rumiko

◆おんぶと抱っこ◆


 おんぶと抱っこの良いところ
赤ちゃんとのコミュニケーションの基本ともいえるおんぶと抱っこ。
最近はすっかり抱っこ派が多くなったといわれますが、大切なのは赤ちゃんとママが安心して楽でいられること。
毎日のことなので、ママにとってはなるべく肩や腰への負担が少ないほうがいいですよね。なんせ重さにして10キロの米袋と同等(それ以上)なんですから!
赤ちゃんを背負いながらの家事は、決して楽とはいえませんが「おんぶ(抱っこ)をさせてくれるのは、今だけ」と思ってこの時期を乗り切りましょう♪

【「おんぶ」の良さ】
コミュニケーションをはかるにはぴったり
家事をこなすには断然楽。

 昔からおんぶされている子どもは下痢にならないと言われていました。ママの体のぬくもりを体全体で感じることができるからでしょうか。
赤ちゃんを背中全体で支えるおんぶは、母子の視線が同じになり、赤ちゃんとのコミュニケーションをはかるのにぴったりといわれています。
そして何より家事をこなすにはおんぶが断然楽。背中であやしながら、食事づくり、お掃除など何でもOK。
おんぶされているうちに、いつまにかねんねしてしまった、という体験を持つ先輩ママも多いはずです。
昔のようにおんぶ姿で外出する方は少なくなりましたが、おんぶの良さを実感すると、断然おんぶ派になる人も多いのでは?


【「抱っこ」の良さ】
首がすわる前からできる
抱っこにも色々、最適な方法見つけて♪

抱っこなら、赤ちゃんの表情を常に見ることができるため安心感がある、というママも多いのではないでしょうか?
赤ちゃんも、ママの顔をいつでも見ることができて嬉しいかもしれませんね♪
抱っこは、市販の「抱っこひも」をつかえば、首がすわる前の生後2週間(あくまで目安)くらいからOK。そのまま授乳だってできます。
ちょっとの移動なら断然、抱っこが楽ですよ。
また、抱っこにはバリエーションがあるのも特徴。
生まれてすぐからの「横抱き」のほかに、「立て抱き」の方法としても
@赤ちゃんとママが向き合う「対面抱っこ」
A赤ちゃんとママがともに進行方向を向く「背面抱っこ」
があります。
赤ちゃんの個性を尊重しながら、ぜひぴったりの方法を探してみてください♪

by rumiko

◆ねんねと生活リズム◆


 早寝早起きで健康生活
最近、幼児の夜更かしが問題視されていますよね。夜型の親に合わせて、ついつい子供の就寝時間も遅れていってしまう。なかなか子供が寝たがらない…ということもあるかもしれませんが、幼児は自分では早寝することはできません。親がそういう環境に持っていってあげることが大切です。
働くママさんなどはどうしても時間がずれ込みがちで大変かもしれませんが、早寝→早起きの流れができれば、ママのパパも夜ゆったりくつろぐことができるし、子供の1日の元気もアップするはず。頑張って!


生活改善〜早寝のコツ♪
【就寝時間のルールづくり】
まずは何時までには布団に入るという就寝時間を決めましょう。遅くとも午後9時までが理想ですが、子供の生活を見てその子にあった健康的な時間設定を。とにかく、その日その日の都合でダラダラ起きているのは要注意です。

【日中はたくさん遊ぶ】
日中しっかり遊べば自然に夜は疲れて眠たくなってしまうもの。夜になってもお目めパッチリなコマッタちゃんは昼間、外で思いっきり遊ばせてあげて。まだ寝んねのベビーもお散歩して外の光にあててあげるといいですね。

【昼寝時間の見直し】
昼寝をたくさんしてしまう、午後5時以降にしてしまう。これは夜の寝つきの悪さの原因になってしまいます。これが習慣化すれば、就寝時間はどんどん遅れていってしまうばかり。時には意を決して昼寝から起こしてあげることも大切。

【何より早起き!】
「寝かし付けようと布団に入っても、なかなか子供が寝てくれなくて結局夜更かし…。」
というお困りママは、寝かし付けよりもまず早起きの方に力を入れてみましょう。朝7時から8時までにはしっかり起床。カーテンを開けて朝の光を浴びます。はじめは子供もぐずって大変かもしれませんが、お昼寝の時間も早くなるなど段々といい生活リズムができてくるはずです。


何時に寝たって結局睡眠がとれていればいいんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、いつ寝るかということも重要なコト。特に子供は夜中熟睡することで成長ホルモンが多く分泌されるといわれています。睡眠は子供の成長を育む大切なもの。子供のため、ママやパパのため、早寝早起き実践してみましょう。

◆しつけ(0才)◆


 0才代
子どもをどうしつけていけばいい?考えない親はいないですよね。
しつけとは、社会性です。つまり、子どもが社会で生きていくための基本的な生活習慣とルールのことです。
子どもは家庭の中で基本的な生活習慣とルールを学び身につけ、いずれ社会へと出て行きます。
家庭でのしつけの方針が夫婦間で異なると子どもは混乱してしまいます。わが子がどんな風に育って欲しいのか、夫婦間で話し合うことも必要でしょう。

●0歳時代はしつけの土台づくりの時期
この時期の赤ちゃんは、自分の気分や欲求を、泣くなどのサインを出して周囲に伝えようとします。
お腹が空いた、オムツが濡れた、眠たい、抱っこして欲しいetc・・・。
親の事情や都合はお構いなしに、このサインを出してくるので、サインに答える親は大変です。
『何で泣いているの?』『何をして欲しいの?』最初はわからず、戸惑い、へとへとになるでしょう。
しかし、日々お世話をしていく中で次第に、何故泣いているのか、どうして欲しいのかがわかるようになってきますので、どうぞ焦らないでくださいね。

『欲求のサインを出す→サインに答え、欲求を満たしてあげる』
このやり取りの繰り返しのなかで、赤ちゃんは愛情を感じ、親との信頼関係を結んでいきます。
この、人を信頼することがしつけの土台となり、この時期に最も必要なこととなります。

【抱き癖と歯磨き・食事】

●抱き癖はつけていい?
「抱き癖」とは、大人が忙しい日常の中で都合よくつけられた言葉だそうです。
この時期はスキンシップが特に大事です。沢山抱いて、目を合わせ、笑顔で優しく話しかけてあげてください。赤ちゃんは抱かれることで愛情を感じ、信頼感を築いていきます。
また、愛情を感じて安心した赤ちゃんの笑顔に、親も赤ちゃんへの愛情がますます強くなることでしょう。
●歯磨きと食事
この時期の日常生活の中で気をつけてあげたいことは、歯磨きと食事です。
歯磨きは歯が生え始めたら清潔なガーゼなどで拭いてあげましょう。
ある程度歯が生え揃ったら歯ブラシなどを使います。
歯磨きを嫌がる子どももいますが、できるだけ楽しく歯磨きできるような雰囲気作りの工夫を。
(私は自作の(笑)、歯磨きソングを歌いながら歯磨きをしたり、子どもお気に入りのぬいぐるみと歯磨きごっこ遊びなどをしていました。)
また、歯磨きのブラッシングの力が強すぎて嫌がることも少なくないようなので、ブラッシングの力加減にも注意してあげてください。

食事は離乳食がはじまります。食べムラも多く、日により気分により、食べる量もまちまちです。
また、たくさん何でも食べる子、そうでない子、個人差もかなりありますが、機嫌よく元気に過ごしているなら特に気にする必要はありません。
親が神経質になると、かえって食べてくれなくなることもありますのでご注意を。盛り付けを可愛らしくしてみたり、たまには気分を変えて外で食べてみたり、親子楽しく食事の時間が過ごせるような工夫を。
食べることが楽しいことだと感じさせてあげてくださいね。

by sorakoko

◆しつけ(1才)◆


 1才代
1歳を過ぎた頃になると、多くの子どもがあんよできるようになります。また、言葉の理解も次第に進み、自立心が芽生え、行動範囲も広く活発になっていきます。
多くの親(保育者)はしばしばこの時期の子どもの行動に振り回され、困り果ててしまうものです。
ですが、この時期の子どもの自立心や好奇心に付き合い、満たしてあげることが大事です。特に危険なことでなければ、暖かく見守ってあげましょう。

癇癪を起こしたりすることがありますが、これは、「自分でしたいのに出来ない!」「自分の気持ちを伝えたいのにうまく伝えられない!」という子ども自身の悔しさの表れです。悔しい、という子どもの気持ちを汲み取り、受け止めてあげてくださいね。

●食事  
自分で食べた〜い

自分でスプーンやフォークを使って食べたいという欲求を出してくるようになります。
ですが、当然、まだ上手に自分で食べることが出来ませんので、こぼしたり、手づかみだったり。
せっかくの食事をぐちゃぐちゃにされたりこぼされたりするので、食事を作る側としては思わず怒ってしまいそうになりますが、そこはどうかガマンを。
誰だって最初から上手になんてできないのです。楽しくおいしく食事ができれば良し、と割り切ってしまいましょう。
食べ遊びが出てくる時期でもあります。ダメなことはきちんと言い聞かせ、続くようでしたら、「ごちそうさまにしよう。」と伝え、食事をさっさと片付けて。
食べこぼしなどが気になるのなら、新聞紙やビニール袋を敷くなど、片づけが簡単になるような工夫もいいでしょう。

by sorakoko

◆しつけ(2〜3才)◆


 2〜3才代
【魔のイヤイヤ期】
2歳ごろになると、親の言葉や指示を大分と理解できるようになっていますが、何でも自分でしたい時期でもありますので、何かにつけて、「イヤ!」と反抗してみせます。
毎日がこんな調子なので『魔の反抗期』(第一次反抗期)と言われてしまうくらい、親にとって大変な時期です。
しかし、この「イヤ!」は自己主張の表れ、子どもが成長している証拠なのです。
とはいえ、親は困ってしまうことが多いので、「ダメ!」「いけません!」ときつい口調になったり、おとなしくさせるために子どもの要求を何でも受け入れてしまいがち。しかしこれは逆効果です。
きつい口調で「ダメ!」と子どもの欲求を抑えつけてしまうと、ますます子どもの心が反抗的に動いてしまいますし、何でも要求を受け入れてしまっていては、子どもは泣けば主張が通ることを学習してしまいます。
ここは一旦「〜したいよね」など子どもの主張を受け止めてあげてみましょう。「〜したいよね」と言葉に出して反復してやると、子どもは「わかってくれた」と納得するようです。
その上で、「〜してね」と言葉をかけてやると案外すんなりいくことがあります。言葉のかけ方がとても重要なポイントとなります。

他人にひどく迷惑がかかるようなことや身体に危険が起きるような困った行動のときは、子どもをぎゅっと抱きしめ、目を見て子どもに伝えましょう。
親の真剣な眼差しに子どもは本当にしてはいけないんだ、と感じてくれます。
この時期のしつけで大事なことは、親が一貫した毅然とした態度でいることと、子どもは親の姿をよく見ているということです。


【お友だちとのかかわり】
いつも遊ぶ公園でよく顔を合わせる同年代のお友だちと一緒に遊ぶようになったり、この頃になると子どもの世界が広がります。
お友だちとの関わりを通して対人関係のルールを学んでいきます。しかしまだまだ自己主張の強い時期なので、最初はお友だち同士おもちゃの取り合いをしてしまったり、トラブルもたびたび起こるでしょう。
親が間に入り、子どもの気持ちを受け止めてあげてから社会のルールを教えながらトラブルを一緒に解決してあげてください。
例えば、わが子がお友だちが使っているおもちゃを横取りしたなら「おもちゃを使いたかったのね?こういうときは、お友だちに『貸して』って言うのよ。」などという具合に。
もちろんすぐに出来るようにはなりませんが、繰り返し教えていくうちに、やがてはおもちゃをお友だちに譲ってあげたり、順番を待つことができるようになっていきます。


【セルフコントロール】
3歳ごろになると、イヤイヤ期もピークを過ぎて次第にセルフコントロールする力が芽生えてきます。
セルフコントロールとは、我慢すること、自分の感情を抑える力のことです。例えば、お友だちが使っているおもちゃを自分も使いたいけど、横取りせずに順番を待つ、などです。しかし中には、まだまだイヤイヤ期真っ只中な子どももいるでしょう。子どもそれぞれの性格がはっきりしてくる時期でもあります。
決して焦ることはありません。大切なのは子どもの成長や性格にあったしつけをすることなのですから。
子どもの成長や性格を無視したしつけとならないようにしてくださいね。

by sorakoko

◆しつけ(4〜5才)◆


 4〜5才代
【お手伝いしてもらいましょう】
多くの子どもが幼稚園や保育園に通いだすこの頃になると、簡単なルールや約束を守れるようになってきます。とはいえ、まだそのときの気分に左右されたり、出来る程度も、日によってまちまちで差がありますので、出来たできないで一喜一憂する必要はありません。
人の気持ちを理解するようになり、自分より小さい子どもにお菓子を分けてあげたり、おもちゃを貸してあげたりできるようになってきますよ。

● いっぱいお手伝いさせてあげてね
この頃になると、お母さんのお手伝いを真似てしたがるようになってきます。服をたたんで直したり、一緒に台所に立ちたがったり。
子どもが手伝うと逆に時間はかかるし、仕事も増えるので(苦笑)、断りたい気持ちもわかりますが、ここはぜひ手伝ってもらいましょう。
皮むき器で野菜の皮を剥いてもらう程度でも喜んで手伝ってくれますよ。
そして忘れてはいけないのは、どんなに時間がかかっても、子どもが一生懸命手伝ってくれたということです。手伝ってくれたことを喜び、子どもに感謝の気持ちを伝えましょう。子どもにとって、親が喜んでくれることが何より嬉しいことなのです。

●叱るときには理由をきちんと説明して
この年齢になると言葉での理解もしっかりできるようになってきていますので、子どもが何か間違ったことをしたときは、どこが間違っているのか、どうしていけないのかをきちんと言葉で伝え、次からはどうすればよいのかを子どもと一緒に考えることが必要です。
理由も伝えずに一方的に叱るはよくありませんよ。

by sorakoko






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