| 産後の家事は最低限に |
退院後は、待ったなしの赤ちゃんのお世話。産後１～２ヶ月は寝不足の生活が続きます。ママの体力を回復しながら育児に専念するためにも、家事は家族や周囲の人の助けをどんどん借りて乗り切りましょう。
【産後の生活のポイント】
産後は、自分でも驚くくらい体力が落ちています。実際、退院後から普通に動ける、といってもこの時期の無理は禁物！「産後の肥立ち」という言葉がありますが、まずは母体の十分な回復が先決です。
この時期に無理をすると、後になって「赤ちゃんの抱っこで腰に負担がかかり痛い」ということもあるようです。また、もっと先の更年期頃の体調に影響するとか…。
食事の支度や洗濯などは、手を抜くか最低限にしてなるべく周囲の人に助けてもらいましょう。
また、家事の中で一番困るのが買い物。赤ちゃんのお世話にかかりっきりで外に出られないことが多いためです。そこでおすすめは、生協や食材の宅配の利用。食材はもちろん、オムツ、ミルクなど必要なものはほとんど揃います。さらに経済的な余裕があれば、週に数回、ヘルパーなどの家事代行サービスに頼むのも一つの方法です。里帰り出産で実母などの世話が受けられない場合、パパの仕事上の関係でアテにならない場合、産後の生活をどうするかあらかじめ決めておくといいかもしれませんね。
【普通分娩と帝王切開で、回復度合いは違う？】
普通分娩の場合、一般的には、次のような経過が目安とされます。
・産後一週間＝退院
・産後二週目＝ほぼ寝たきりの状態を。家事は×
・産後三週間＝床上げ、軽い家事ならできる
・産後四週間＝普通の生活に戻る
高齢出産が増えていることもあり、体力の回復具合には個人差がありますが、帝王切開による出産でも、退院する頃（９日後)には普通に動けることが多いようですが、傷口の痛みを感じる人もいるとか…。その場合は、無理せず自宅に帰ってもなるべく安静にしていましょう。
by rumiko
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