育児辞典【妊娠生活】 ピヨママ倶楽部辞書 食事,つわり,薬,たばこ,葉の治療 


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妊娠中の生活

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         妊娠中の歯の治療  妊娠中飛行機に乗れる?   妊娠中のHは?   


◆妊娠中の食事◆

 糖分、油分、塩分を控えめに
 何よりもまず「赤ちゃんの分まで2人分の栄養をとる」というのは迷信なので要注意!これは栄養を食事でとるのが十分でなかった貧しい時代の話で、食物事情が豊かな現代ではむしろ栄養の摂りすぎによる体重増加の方が心配だといわれています。

【体重増加のデメリット】

 つわりがおさまった途端、「エンジン全開」とばかりに食べていると必ず、妊婦検診で指摘されるのが母体の体重増加。太りすぎると難産になる可能性が高くなるほか、腰痛や便秘の要因になる、産後に母乳の出が悪くなる、体重が戻りにくくなる、などたくさんのデメリットがあります。体重増加の目安は、妊娠前の体型により個人差がありますが、標準的な体重の人なら8〜9kg、やせ気味の人でも10〜12kg、太り気味の人なら5〜6kg程度に抑えるようにしましょう。
 
【低カロリー、風味を生かしたメニューを】

 それほど食べていないのに、どうしても体重が増えてしまう、という人は「糖分」「油分」を摂りすぎていないか食事内容を見直してみてはどうでしょう★
 おすすめは、鶏肉でいえば脂肪の少ない胸肉やささみ。香辛料(ガーリックパウダーなど)やノンオイルドレッシングで味付けして、たっぷりの野菜と一緒に食べるメニュー。意外に少ないカロリーで食欲を満たすことができますよ。また、食品の持ち味をいかして、ごま,ピ−ナッツ,くるみ,きなこ等の風味を利用するのも手です。
 さらにご飯がすすむ一番の原因は「塩分」。漬物は酢漬け(ピクルス)に、加工品(ベーコン、ハムなど)はなるべくつかわず生鮮品に変える、減塩醤油(味噌)にするなどして、なるべく良質のたんぱく質、カルシウム、食物繊維、鉄分などを意識してとるよう心掛けましょう。

【「むくみ」でわかる妊娠中毒症】

 妊婦検診で必ず検査されるのが「むくみ」。たいてい脂肪のすくない足首や脛のあたりを押してむくみがないか検査をするはずです。「むくみ」は太りと違い、押しても戻りが遅いのが特徴。
多くの妊婦さんは、軽いむくみを経験しますが、一晩寝てもすっきりしない「むくみ」(浮腫)に加え、体重の増えすぎ、尿に蛋白が出ている、血圧が高い、などの症状がある場合、妊娠中毒症の疑いがあります。
 妊娠中毒症はある程度の症状までは自覚症状がほとんどないため、はたからみてもなぜ病気なのかわからないのが特徴。そのため軽くみられがちですが、そのままにしておくと母子ともに危険な状態(子宮内胎児死亡、発育不全、常位胎盤早期剥離など)になります。
早期発見のためにも、検診は定期的に受けること、太り過ぎ注意、塩分控えめ、適度な運動などを心掛けましょう。

by rumiko

◆つわり◆

 妊娠生活の第一関門
  妊娠に気づき始めた頃から起こるつわりの症状。胃の不快感や吐き気、嘔吐、倦怠感、頭痛は、ほとんどの妊婦さんが体験するものですが、その程度は人によってかなり違いがあります。  昔から「気の持ちよう」といわれていますが、そのつらさは気持ちの持ちようでどうにかなるものではありません。
ただし、本当につらいものも1ヶ月前後で治る事がほとんど。つわりは妊娠生活の第一関門ととらえ、少しでも楽に過ごせる方法をみつけて乗り越えていきましょう。

【つわりが起こる時期】

 一般的に、つわりが始まるのは妊娠4〜6週頃。終わるのは12〜16週頃といわれています。ただし人によってはつわりがまったくない場合や、反対に赤ちゃんが生まれる寸前までつわりで寝込んでいた、という人もいるほど。個人差がある理由は、科学的には解明できていないようです。ただ分かっているのは、親からの遺伝というよりその人の体質や生活環境などが左右するということ。また同じ人でも、初産と2人目でつわりの有無や程度が異なることがあります。

【妊娠悪阻】

 一口につわりといってもその度合いがひどく病的な状態が続く場合、「妊娠悪阻」とよび一般的なつわりと区別されます。具体的には、
第1期(嘔吐の繰り返し、全身倦怠、尿量・体重減少など)
第2期(脱水症状、血圧低下、軽い黄疸と発熱など)
第3期(めまい、耳鳴り、幻覚・幻聴、意識混濁、体温低下など)
と、3段階の症状に分けられます。でもこうなったら入院治療が必要。母体、赤ちゃんとも大変危険な状態になります!
体重減少については「妊娠していないときに比べ体重が3〜5kg以上減ったとき」、「数日間で急激にやせた」 (脱水症状)などの場合、主治医の診察が必要です。迷わず受診しましょう。

【吐きづわり、食べづわりを乗り切る方法】

 吐き気やむかつきで食べると気持ち悪くなる「吐きづわり」の場合は、食べられるものを食べられるときに食べる、というのが基本。手をかけなくても出来合いのお惣菜でOK。夏ならさっぱりとそうめんや冷麦、冬なら湯豆腐など、においが気にならないメニューがおすすめです。外食などで環境を変えると食べられる人もいるとか。そういう意味では気分転換はかるのもひとつの方法です。
 逆にお腹が空くとムカムカする「食べづわり」は、自分の好きな食べ物(アメ、ビスケット等のお菓子、おにぎり)や飲み物(スポーツドリンク等)を、少しずつ食べてムカムカを抑える方法がオススメです。
 つわりで体重が増えない場合、お腹の赤ちゃんに栄養が行き届いているか心配になりますが、大丈夫♪。食事でとった栄養は母体よりも優先的に赤ちゃん届けられるといわれています。つわりで食事がままならないときは、栄養のバランスよりも、無理せず口に入るものを少しずつ食べるだけで十分です。

by rumiko

妊娠中の薬の服用◆

 妊娠中の薬の服用
 妊娠中「風邪」「頭痛」「便秘」などになってしまった場合、お腹の赤ちゃんへの影響を考え薬を飲んでいいかどうか迷うもの。ここでは薬にまつわる様々な疑問に答えていきます。

【薬に注意が必要な時期】

 時期は妊娠4週目〜およそ15週目。ちょうど胎児の中枢神経や心臓、消化器、四肢など体の重要な部分ができてくる頃は、薬の服用に注意が必要です。
でも妊娠に気づかず風邪薬を飲んでしまっていたら赤ちゃんへの影響が心配ですよね。このような場合、妊娠4週以前なら赤ちゃんの器官形成への影響はほとんどないといわれています。
ほとんどの人が妊娠を自覚するようになる4週目以降、服用に迷ったら医師の指導を必ず受けましょう。また飲んでしまった人は、医師に報告することを忘れずに。

【どんな薬はダメ?】

 特殊な薬(主に抗がん剤や副腎皮質ホルモン剤、向精神薬、放射性物質、テトラサイクロン系抗生物質、抗てんかん剤、糖尿病薬、鎮痛・消炎剤等)以外、たとえば風邪や腹痛など普通の病気をしたときに飲む薬は、ほとんどの場合心配がないようです。
それでも不安だったら産科でぜひ相談を★
便秘の場合などは、内服剤(飲み薬)ではなく副作用の少ない座薬や漢方薬を処方してくれる場合もあるようです。

【市販薬は大丈夫?】
 
 お医者さんや薬局で処方してくれる処方薬と異なり市販薬の場合は、決められた用法・容量を守って服用していればほとんど問題はありません。ただし自己判断による服用は禁物!効き目が強い薬もありますので、飲んでしまった後でも必ず医師に報告しましょう。
 湿布や塗り薬は赤ちゃんに影響することはほとんどないと言われていますが、冷湿布など冷やす効果のあるものをお腹に直接貼るのは避けましょう。妊娠中は肌がかぶれやすくなることがありますので、そういう意味でも注意が必要です。
 またカフェインの含まれるコーヒー、紅茶、緑茶も要注意。飲むのが日課になっていてどうしてもやめられない、という人は、カフェインレスにするか量を控えるなど飲み方を工夫するのがよいでしょう。

by rumiko

妊娠中のお酒◆

 お酒は少量なら大丈夫?
■■A. アルコールは簡単に胎盤を通ってお腹の赤ちゃんに移行します。そのため妊娠初期から禁酒することが望まれます。習慣的な飲酒は流産や未熟児の確率が高くなるだけでなく、赤ちゃんが異常をともなって生まれてくる(知能障害や顔つきの異常が生ずる「胎児アルコール症候群」)など様々なリスクが高くなります。
ただ、必ずしもアルコールと赤ちゃんに因果関係があるというわけではありません。すでに飲んでしまった人はあまり気にしないで★

by rumiko


妊娠中のタバコ◆

 タバコはなぜいけないの?
■■A.喫煙は、体内に取り込まれたニコチンや一酸化炭素、シアン化合物によって、赤ちゃんに充分な酸素や栄養をいきわたらせることができなくなります。そのため、早産や低出生体重児出産などのリスクが高くなります。
また最近では、生まれてからの赤ちゃんに起こる「乳幼児突然死症候群」と関係することもわかってきました。これはママはもちろん、パパの喫煙による受動喫煙でも同じ。これを機会に禁煙をおすすめします♪

by rumiko

妊娠と電磁波◆

 電磁波の影響は?
■■A.モニター等から出る微弱な電磁波なら胎児に影響することはないといわれています。ただ気になる人には市販されている電磁波防御エプロンを活用するのも一つの方法です。

by rumiko


妊娠中の歯の治療◆

 歯の治療はいつまでに?
■■A.一般的には妊娠4ヶ月〜7ヶ月ぐらいの間がよいとされています。妊娠初期は、治療に使われる薬の影響が心配ですし、妊娠後期は、腹部が圧迫される姿勢をとることで早産のリスクが懸念されます。また出産予定日までに治療が終わらない!なんてことになったら困ります。時期をみて治療にかかり、しっかり終わらせておきましょう。

by rumiko


妊娠中飛行機に乗れる?◆

 飛行機に乗ってもいいの?
■■A.飛行機の搭乗制限は、航空会社によって違いはありますが、一般的に妊娠32週以降は「異常なし」という医師の証明書が必要です。これは上空で破水、陣痛がはじまり、早産、分娩となった場合や、出血などの異常事態になったときの手当てや応急処置が間に合わないという心配があるためです。
飛行機は、離着陸時の振動、気圧の変化などで子宮内圧を高めるといわれています。妊娠後期の搭乗はあまりおすすめできません。

by rumiko


◆妊娠中のHは?◆

 妊娠中のHは?
■■A.妊娠中は、ママの体調や気持ちを優先して、お腹の赤ちゃんに負担をかけない夫婦生活を送りたいものですね。
一般的に、妊娠初期(妊娠4ヶ月)は、子宮の収縮や充血を起こし、流産の原因になることもありますので間隔をあけた方がよいといわれています。
 妊娠中期は比較的問題はないといわれていますが、流産や早産の経験のある人、子宮筋腫、高血圧、妊娠中毒症、静脈璃、心疾患などを持っている人はなるべく控えた方がいいでしょう。
 妊娠後期は早産や前期破水の原因になったり、その結果細菌感染を起こしやすくなります。大きなお腹を圧迫しない体位にする、結合が深い体位は避けるなど工夫をしましょう。

by rumiko



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